FORBIS

私たちについて

私たちの目指す姿

やわらかい」システムで
お客様の事業成長をささえたい

ビジネスのスタンダードや経営環境は常に変化し、予定や計画は絶えず変更を求められる。がゆえに「変化に対応できること」は成長や発展のために欠かせない要素であり能力と言えます。
システムも同じです。

ですが、実際はシステムの変更ができないがために、オペレーションをシステムに合わせることが多くあります。
事業課題を解決するための道具であるはずのシステムを入れたはずが、逆に手間が増えたり、営業施策が打てなくなったなどといった本末転倒な話を聞いたことはないでしょうか?

私たちが作るシステムは作って終わりではなく、作ってからが本領の見せどころです。
お客様がサービスやビジネスを成長・変化をさせようとするときに、システムにオペレーションを合わせるのではなく、経営戦略にもとづき、いかようにも、そして迅速に拡張・変更できるシステムを実現するのです。

お客様の事業成長に合わせて変化し続けられる「やわらかい」システムを提供する
これが私たちの強みであり、本質です。

私たちの方針

お客様が言葉にできない
根本原因を見つけ出す

お客様が言葉にできない根本原因を見つける

たとえば、服を買うとき。
欲しい服のイメージはぼんやりとあっても、なかなかほしいものが見つからない。
店員さんに説明したいのだけれど、色の濃淡、袖のステッチ、シルエットなど、細かくすべてを伝えられないようなものです。

ビジネスにおいては、新しいアイデアや課題が日々うまれます。
私たちが経験をつみ重ねてきた流通・通販業界は、今もなお力強く拡大していて、成長企業であればなおさらです。
そのアイデアや課題には、きまった形がありません。
がゆえに、お客様もどう表現し伝えたら良いのか、言葉にする段階から困っているのです

私たちは、お客様の立場に立って事業を知り何をお求めなのかを理解し、深いところにある根っこの部分を見つけ出して言語化していきます。
この言語化こそが、課題解決に向けたご提案やシステム開発につながる最初の一歩であり、お客様のイメージを形にするための要諦だと考えています。

私たちが社会に存在する意義

システム開発の「工業化
業界における「働くしくみ」を変えたい

お客様からの要望に沿ったものをつくるという点で、システム開発業界は建設業界と似ています
その建設業界は長い歴史の中で、工法が洗練され進化し、業務は平準化・分業化され、例えば建設スキルがない人でも、その日から働けるぐらい、業界のすそ野が広く大きなものになっています。
それは工法が確立され、誰もが業務に携われる「工業化」の仕組みがあるからです。

しかし、似ているにもかかわらず、システム開発業界の「工業化」は進んでいません

原因はいくつか考えられます。
ひとつは、エンジニアスキルを持っていない人は参画することすらむずかしいという現状です。たとえ「してみたい!」と思ったところで簡単には働くことは出来ない、このことが、システム開発業界全体の慢性的な人材不足につながっているものと考えます。

システム開発の「工業化」業界の働くしくみを変えたい

もうひとつは「ねじれた評価軸」です。
上流工程ができる高い技術を持った人と、そうでない人とでは、本来報酬に明確な差があってもいいのですが、その差は小さいまま、業界全体の人材不足により価格が全体でインフレ(高騰)し、適正な報酬の相場になっていません

その結果、本来もっと高い報酬を得るべき人が過小評価され、逆に、高いスキルを持っていない人でも過大評価されてしまう「ねじれ現象」が起きています。

フレームワークを開発してシステム開発の「工業化」を推進しています。

私たちはこうした「しくみ」を変えるために、フレームワークを開発してシステム開発の「工業化」を推進しています。
能力の高い人はより多くの適正報酬を得られ、経済活性化につながりますし
希望する人はスキル不問で働けるしくみが展開できるため、業界の雇用創出に貢献することができます。

これからの日本は少子高齢化が進み、働き手がさらに不足していきます。
工業化が進むことで、業界のすそ野が広がり、多くの人が参加することができるようになります。システム開発業界は、肉体的な負荷の高い建設業界に比べて、PCひとつで仕事ができ、長く活躍できるという優位性もあります。
そして工法のレベルや合理性をさらに高めることで、システム開発の品質向上にもつながります。

この ”システム開発の「工業化」を推進する”という理念は、私たちが社会に存在する意義であり使命です。

フレームワーク

「やわからいシステム」の
基盤を支える2つのフレームワーク

フォービスが推進するアプリケーション開発の工業化を実現するために、「フレームワーク」の研究を進めています。

今日までに、Webページなどコンテンツの表示を制御するプレゼンテーションロジックと、入力やデータの状況に応じて情報処理を行うビジネスロジックの分離に着目し、「Waikiki」と「AyersRock」のフレームワークを開発しました。

「やわからいシステム」の基盤を支える2つのフレームワーク

プレゼンテーションロジックのWaikikiは、UIなどを制作するWebデザイナと、システム開発者完全に独立した環境で分散開発が行えるフレームワークです。
Webデザイナが開発部分を意識することなく、コンテンツを制作することができます。
顧客ごとにコンテンツを出し分けることや、キャッシュ機能を備えたCMSとしても使えます。

AyersRockは、機能ごとの依存関係がなく、独立したビジネスロジックを開発することができるフレームワークです。
機能間におけるデータと処理の依存関係を解消したことで、ビジネスロジックの分散開発が実現できました。

WaikikiAyersRockにより、開発におけるさまざまな依存関係がなくなったことで、機能の組み合わせが自在にできるようになりました。
このフレームワークこそが、お客様の事業成長に合わせて変化し続けられる「やわからいシステム」の基盤を支えています。