VOICE vol.06

社内に情報システム担当がいない中でのシステム統合。 フォービスは頓挫しかけたプロジェクトをリードし、 解決へ導いてくれました。 イマジン・グローバル・ケア株式会社様

予防医学の観点から、自社で独自の健康補助食品を開発・製造・販売しているイマジン・グローバル・ケア様。注目の健康成分「ブロリコ」を抽出する特殊技術を持ち(東京大学と共同で特許出願)、順調に業績を伸ばしている。同社とフォービスの出会いは、2018年。EC側と基幹側とでバラバラになっていたデータベースの統合に向け、1年半近くをかけてシステムリプレイスを行っていたものの、プロジェクトが一向に進捗しないという課題を抱えていた中で、フォービスのEC・通販統合ソリューション【Vegas】へお問い合わせをくださった。

イマジン・グローバル・ケア株式会社 佐藤 亮平氏

フォービスとの出会い システム統合の遅延が続き、ついにベンダーを変更。フォービスは、複数の候補の中でも群を抜いた対応力だった。

イマジン・グローバル・ケア株式会社 佐藤 亮平氏

―― そもそもの始まりは、佐藤さんがWEBでフォービスを検索してお問い合わせをくださったことだったそうですね?
イマジン・グローバル・ケア株式会社 佐藤 亮平氏(以下、佐藤氏)
「はい。ベタに検索エンジンで“定期通販” “基幹システム”と入れて、検索結果に表示されたのがフォービスさんでした」
一同 (笑)
佐藤氏「当時、お世話になっていた別のベンダーさんがいたのですが、2017年から進めていたシステム統合が一向に進まず困っていました。弊社は社内に情報システム担当がおりません。この状態でプロジェクトを推進していくことに限界を感じまして、通販業務とシステムの両面に詳しいパートナー企業を探そうと、ベンダー選定からやり直すことになりました。メールで問い合わせるよりも早いだろうなとフォービスさんにお電話してみたら、 “お困りのようですし、お近くなので伺ってお話を聞きましょうか”と、すぐに営業の方が来てくださいました」
―― フォービスのほかにも他社にお声がけはされましたか?
イマジン・グローバル・ケア株式会社 猪狩 麻記子氏

イマジン・グローバル・ケア株式会社 猪狩 麻記子氏

「そうですね。5~6社に打診し、2~3か月ほど選定期間に割きました。中にはデモを持ってきてくださった企業もありましたが、フォービスさんだけは最初から頭一つ抜けていたというか、違っていましたね。何でしょう…顧客目線というのかな。初対面から親身になってくださって、進め方や発注の仕方まで懇切丁寧にアドバイスをくださいました」

佐藤氏「RFP(提案依頼書)を見ていただいたのですが、これでは全然足りていないですよ、このままでは同じ失敗に陥ることが危惧されるから、提案書はこんな風に書いてこんな点を詰めていくのですよ、と…」
―― まだ契約にも至っていなかったというのに?
佐藤氏「そうなんです(笑)。情報システム部のない我々に、手取り足取り親切に教えてくださって。予算の相場観も早々にバシッとご提示いただき、最終的にフォービスに決めなくてもいいですから、といいながら、発注の仕方を手ほどきしてくださった。初対面のときから、プロジェクトがうまく進むことだけを我々の立場に立って考えていて、他社とはまったく違う姿勢に驚きました」
株式会社フォービス 松下 康雄

「弊社の開発工程の契約は、委任契約でなく請負契約ですからね。委任契約はある意味、成果責任がないと言いますか、時間がたてば報酬をいただける仕組みですが、弊社はシステムを作って納めて動かして…と、成果物がビジネスのお役に立って初めてゴールとなります。だからこそ、入り口は慎重になります。リプレイスの目的や成果物の姿を、最初に明確にしておく必要があるのです」

株式会社フォービス 松下 康雄(以下、フォービス松下)

―― 結果、その姿勢が受注につながったわけですね?
佐藤氏「はい。それともう一つ、問題の核心をいち早く見抜いていたことも大きかったです。最初に会ったときからフォービスさんは、”リプレイスで一番問題になるのはデータ移行でしょうね”と、指摘されていました。他のベンダーさんは“へえ、データベースが2つあるんだ”程度の認識でしたし、私たちも深刻にとらえていなかったのですが、フォービスさんは重要点だと鋭く指摘していました。結果、ふたをあけてみるとやはり、うまくいかなかった主原因は点在するデータの問題でした」

まとめ

通販専業として長年積み上げたノウハウをもとに、クライアントのお困りごとに寄り添う対応力や、システムの問題点をいちはやく見抜く現場感覚が、契約の決め手となった。

株式会社フォービス 北野(左)フォービス松下(右)

フォービスのプロジェクトマネージメント 解決点をエクセルシートにまとめて提示。管理ツールを組み合わせて迅速丁寧な支援体制を確立。

―― 契約後、2018年10月のキックオフを経て、予定通り約9か月でカットオーバーに至りました。イマジン・グローバル・ケア様のVegas導入でポイントになった部分はどこでしたか?
フォービス松下「やはり当初に指摘した、データ移行ですね。イマジン・グローバル・ケア様の旧システムは、ECのシステムに加え、フルフィルメントのシステムが2つあるような構造でした。それらがそれぞれに更新され、システム的な同期がされておらず、マスターがわからない状態となっていたため、一つ一つ比較検討しながらデータを移行する必要がありました。このプロセスに時間を要しましたね」
猪狩氏「旧ベンダーさんのセキュリティポリシーで生データを出していただくことができなかったため、データ形式もばらばらで…。弊社の担当者も大変苦労しました」
イマジン・グローバル・ケア株式会社 小林桃子氏

「一体何から手を付ければ…という状態だったのですが、弊社のやるべきことをすべてエクセルシートにまとめてご提出くださったので、それらを一つ一つ埋めながら進めていきました」

イマジン・グローバル・ケア株式会社 小林桃子氏

―― 小林さんは毎週毎週「宿題」に追われる日々だったとか…
小林氏「こなすだけでアップアップでした(笑)。でも、どこに向かっているかわからないという不安はなく、必死に進めていけばいつかゴールにたどり着けるという希望はありました」
株式会社フォービス 上原 悠貴

「私は窓口担当として週に1度お伺いし、業務にあたらせていただきましたが、どうか小林さんが倒れることがありませんように!といつもお祈りしていました(笑)」

株式会社フォービス 上原 悠貴(以下、フォービス上原)

猪狩氏「弊社は情報システム部がないので、本来システム担当ではない小林がこのプロジェクトにあたっていました。そこをフォービスさんにうまくフォローしていただいたと思います。

最初にいただいた提案書に、発注者としての心得のようなものをまとめた“プロジェクト成功のための必須条件”が提示してありました。7か条くらいあって、その中には“業務要件の確定者がプロジェクトの途中で離任しないこと” “業務要件の確定者が受入試験を行うこと”など、プロジェクト推進のためあるべき姿勢がはっきり書かれていました」
―― 責任者、担当者が乱立して窓口が一本化しない状態では、プロジェクトの推進力が下がるということを明記してあったのですね。
猪狩氏「そうなんです!そのため、我々も社内体制を整えて、“小林さんがんばって!ほかの業務は私たちがフォローしてシステムリプレイスに集中できるようにするから!”と、後方支援に回りました」
フォービス松下「“プロジェクト成功のための必須条件”は、すべてのお客様にご提示しています。はじめにお客様とプロジェクトへの意識を共有しておくことが、何よりも大切なんですよ」
猪狩氏「そうですね。これを読んで我々も気を引き締めました。最初に意識のすり合わせができたことは、その後の進捗において、とても大きかったと思います」
―― プロジェクトマネージャーはフォービス内から、「納期の番人」こと北野さんが担当されたとのことでした。
株式会社フォービス 北野 裕之

「そんな言い方しないでください(笑)。期日がずれると、結局はお客様の費用負担が増えたり、ビジネスの遅れにつながっていきます。お客様のため、粛々とした進行管理は大切なことだと自負してマネジメントさせていただいています。弊社ではよく使う手法ですが、Backlogというプロジェクト管理ツールを連携させ、ご不明点や確認等にはスピーディに対応させていただきました」

株式会社フォービス 北野 裕之(以下、フォービス北野)

小林氏「私は最初、北野さんが怖くて怖くて…(笑)。でも、Backlogを通じて叱咤激励をいただきながら、何とか走り切れました」
猪狩氏「率直に申し上げますと、北野さんは良い意味でのお節介焼きなんです!(笑)。でも、北野さんのおかげで期限通りにカットオーバーする事ができました。システムの開発なんて遅れるのが当たり前だと思っていた我々にはもう驚きでした」
佐藤氏「開発期間中も、フォービスさんの担当領域ではない箇所の不具合を発見してくれたり、私たちのミスなのに“これ、できていませんでしたよ”と細かな手直しをしていただいていたことも何度もありました。経験上、デバッグまでやってくださるのは、かなり親切なパートナーさんだと思います」
猪狩氏「北野さんなんかもう余計なお世話レベルのことも言ってくださるから(笑)。本当に信頼しています!」
一同 (笑)
小林氏(左)フォービス上原(中央)フォービス北野(右)

まとめ

推進を妨げる要因のひとつとなっていたデータ移行をリードするため、きめ細やかなプロジェクト管理を展開したフォービス。社内に情報システムの専門家がいない中、予定通りの工期でプロジェクトを進める推進力と支援体制を高くご評価いただいた。

導入後の効果 EC制作、オペレーター、倉庫など、各部門から届く高評価。本社業務の工数削減にも貢献し、コア業務に集中できるように。

―― イマジン・グローバル・ケア様のオリジナルな販売施策には、どのように対応されたのでしょうか。
フォービス北野「初回無料の特典をつけるお客様は多いですが、イマジン・グローバル・ケア様の場合は、初回注文のうち、1個のみ割引(数箱など大量注文をしても商品1個のみが割引)という独自の施策がありました。ですがこの点も、Vegasのロジックの組み方を工夫することで対応できましたので、特段問題になったという印象はありません」
フォービス松下「ある意味、想定の範囲内といいますか。Vegasは通販のあらゆる可能性を想定して、可変性・柔軟性に富んだつくりをしていますので、問題ありませんでした」
佐藤氏「可変性・柔軟性といえば、EC側の仕組みも非常によく考えられていると感じました」
―― それは、Vegasのウェブサービスに連携したWaikiki(CMS)のお話しでしょうか?
佐藤氏「そうです。私はECサイトの制作を担っているWEBデザイナーなのですが、ベンダー選定段階でお話をきいたときから、フォービスさんのCMSは画期的だなと感じていました。

一般的に通販業界は、EC部分は外注されている会社が多いですが、弊社は自社内で制作しています。制作者の目から見て、WaikikiというCMSは、テンプレートの質の高さもさることながら、コンテンツ管理の仕組みが秀逸だと思います」
―― 具体的には、どのような点でしょうか?
佐藤氏「例えば、これまでのカートシステムのように自社でフルスクラッチで作るものは、ファイルサーバとのやりとりが多かったんですね。サーバに一つ一つアップロードして、ダウンロードして、消して、といった感じで。

フォービスさんのCMSが画期的な点は、フォルダ管理です。FTP接続を使わずやりとりが可能で、通常なら予約システムを使う日付の指定も、フォルダを自分で右クリックしてつくり、日付を登録しておけばその日から公開できる。システム改変時や商品や施策のリリース時にも応用でき、これはすごいぞ、すばらしいぞと」
フォービス松下「おほめにあずかり、光栄です。公開管理というと未来の管理をするというのが一般的な概念だと思うのですが、弊社のCMSはまったく違うロジックで作られています。何月何日何時何分何秒にサイトがどんな状態だったかというのが、過去でも未来でも参照できるようにつくってあるのです」
フォービス上原「お客様はWindowsのエクスプローラーのような感じで、時間ごとにフォルダで管理をされます。制作される方は、このデバイスのこのディレクトリ、というコミットだけをしておけば、あとは弊社が開発しているコンパイラが動いて公開管理をする仕組みです」
フォービス松下「これによって、テストが容易なところもご評価いただいています。決して万人受けする機能ではないのですが、ECのコンテンツ制作や運用をやっている方には、画期的だ、かゆいところに手が届いている、というお言葉を頂戴します」
佐藤氏「まさにそうです。実際に手を動かして制作している立場からいうと、バージョン管理が非常にしやすくて助かっています」
―― その他の部門からは、リプレイス後にどんなフィードバックがありましたか?
猪狩氏「まず連携しているコールセンターや倉庫からは、操作性が非常にあがったという声が届いています。そもそも、2つあったデータベースが統合されたことで、オペレーターは“このお客様はどちらにいるんだ?”と両方を参照しなくてよくなった。さらに、ステップも非常にシンプルになりました」
佐藤氏「UIも色分けされて見やすいです。ここを見ればいいんだな、ここを押せばいいんだなということが直感的にわかります」
フォービス松下「Vegasは画面をあまり遷移させないという特徴もあります。メニューを探さないと何かの修正ができない、といったつくりにはしていないのです。なるべく一つの画面で完結し、フォーカスするところは色を変えて強調します」
小林氏「弊社は1日に多数のお問い合わせがあります。お悩みのご相談から、決済のこと、配達状況まで、コールセンターで瞬時にわかってお応えができるので、お客様へのご提案をするにも大きなメリットがあります」
―― お問い合わせの電話がかかってきたら、その方のあらゆる状況が瞬時に可視化でき、さらに追加のおすすめやご提案も可能になったということですね。
小林氏「本社業務でも歴然と効率化を感じます。一つ一つは小さなことですが、例えば、これまでのシステムではデータ入力の上限件数が決まっていて全件を入れるのに30分以上かかっていたことが数分で終わるなど、作業工数が目に見えて減りました」
猪狩氏「いろいろなことの効率が上がるというのは、地味ですが日常業務ではとても重要です。集計分析がきちんとできるようになり、KPIがきちんと出せて、その評価が正確にできる。これは経営的にも大変重要なことです」
―― 今後はフォービスにどのような期待を寄せられていますか?
猪狩氏「今回のリプレイスではVegasをあまりカスタマイズせずに使っていますが、今後はシステム側でまかなえる機能があればさらに導入して、メンバーが本来のコア業務に集中できる体制をつくっていきたいですね。また、お客様個人の情報を、カルテのような形でもっと生かしていけるといいなぁと考えています。弊社はお客様とのコミュニケーションをとても大切にしているので、そこをつないでくれるご提案を、通販専業のフォービスさんにぜひしていただきたいと思います」
フォービス上原「ありがとうございます。求められていることに対して、求められている以上の提案でお応えしていきたいと思います」
左から猪狩氏、佐藤氏、小林氏、フォービス上原、フォービス北野、フォービス松下 写真

全体まとめ

唯一無二の技術力を持ち、ヘルスケア業界の中でも独自のポジションを築きながら業績を伸ばしているイマジン・グローバル・ケア様。商品力を究める一方で、多様な働き方を模索し、健康を通じた社会貢献を社是とする同社の成長のために、今後もフォービスはシステムを通じて同社のミッションを支援していく。

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